今回は塾長に代わって、わたくし“高橋”が執筆させていただきます!(画像は堪忍してください)
まず、今回担当させていただくことになった事の経緯ですが、最近まで約3週間、実は夢である教員への一歩として、教育実習に行っていました。
その間、担当している生徒さんには迷惑をかけるわけですし、こだわりの愉快な仲間たちとも会えないわけで。
そんな実習を終えて久しぶりの出勤にウキウキな私に、塾長がいきなり「高橋先生、ブログ書いて?」って(笑)
そんなこんなで、実習中の学びや塾での経験がどう活きたかなど、少しでもお伝えできればと思います。
さて、私は久しぶりに母校に帰り、中3の理科の授業を担当してきました。内容としては「細胞分裂」や「生殖」に関するテーマです。
まず1週目は先輩先生方の授業見学へ。
指導していただいた先生曰く、「理科を好きになれば勝手に勉強する」とのこと。まずは興味を持ってもらうことが大切だという教えだと思うのですが、その興味をどう持ってもらうかに悪戦苦闘しながら、授業の計画を立てていきます。
そしていよいよ2週目、3週目と、実際に授業をしていきます。
いざとなると、もうアレコレ悩んでもしょうがないので、持ち前の明るさでとにかく楽しい授業をしようと、普段こだ塾でも意識していることを胸に秘めて・・・。
ところが、実際に教壇に立ってみると、クラスごとの反応がまるで異なります。5クラスあるので、5回同じ授業をすることになるのですが、楽しく盛り上がるクラスもあれば、ひたすらお通夜のように静まりかえるクラスも・・・。
『食物連鎖で、動物の死骸や“フン”は分解者によって分解されるよ!』そういって“フン”の絵を描いて説明しても全然反応してくれない・・・。
『“フン”で盛り上がらない中学生なんているの!?』と、目の前の現実の厳しさと、私の精神年齢の幼さに泣きそうになりながら(苦笑)、正直、「これはスベッた・・・」と思う場面もありました。
でも、そこは笑いに厳しくチャレンジさせてくれるこだ塾の力ですね。“フン”・・・いや、鋼のように鍛えられた私の心は折れません(笑)
(おっと、“フン”の方向に一方通行になりかけてるので話を戻さなきゃ!)
やはり生徒は正直なので、つまらない授業をすると容赦なく寝ますし、評価がすぐに返ってくるようで身が引き締まります!
そんな中で、大きな手応えを得たと言いますか、改めて実感したことが、基礎の大切さです。
こだ塾でもそのことはずっと大切にしてきましたし、今回の実習でも大いに活かされました。
これから期末テスト期間に入っていきますし、中3生は部活も終わって本格的な受験シーズンが始まりますが、何をするにも基礎が大切であることは、これからも徹底して伝えていきたいと思います!