本日、先般の第5回北辰テストの結果が手元に・・・。
そうでなくとも各中学テスト期間真っ只中。特に受験生の結果については、いやでも一喜一憂がつきまといます。
さて、そんなピリピリする気持ちを押さえつつ、冷静に結果を分析していくと、“結果の出ている子”と“伸び悩んでいる子”のそれぞれの特徴というものも非常に明確に出てきます。
まず第一に、結果の出ている子は、特に夏の頑張りが目に付いた子です。
毎日のようにやってきて授業や自習などで奮闘している姿を見ていた子は、やっぱり結果が出ていますし、こっちがやきもきするようなノンビリした夏を過ごしていた子には、それなりに厳しい現実が突きつけられています。
言うまでもなく、夏は受験生活の中で、最も自由に、そして思う存分に時間を費やすことの出来る期間。そこでどれだけやり切れたかは、秋以降明確な差になって表れてくるものです。
次に、どれだけ基礎を大事にした学習を継続できているか。
例えば数学であれば計算、国語や英語などの文系科目であれば語彙力や文法。こういった地道で、ある意味では面倒な作業を徹底できている子は伸びています。
逆に伸び悩んでいる子の答案を見てみると、総じて計算問題をポロポロ間違っていたり、国語の漢字の読み書きを間違っていたりするものです。
当塾の生徒さんには、面談などの機会を通じて上記のような事項については共有していますが、そこでのやりとりを真正面から受け止めてくれていた前者には希望の灯が輝きを増しています。
逆に、まるで無かった事のように過去のやり取りにしてしまっている後者は、いよいよ後の無い危機感でプレッシャーが増すばかり・・・。
幸いにしてまだ10月。挽回の猶予は残されています。残り期間、悔いのないようにやりきって欲しいものです。