2014年5月19日月曜日
テスト期間に生徒さんに伝えたいこと ~山本です~
はじめまして
前回、宮崎先生が更新されているのを拝見し
今回、私も投稿させていただくことにしました山本です。
今週から、「こだわり」塾周辺の各中学もテスト期間に突入ですが
こうした時期に特に強く思うことを、お伝えしたいと思います。
私の中学時代の話です。
今でこそ、講師として教える側の立場にいますが
かくいう私も、中学時代は間違いなく劣等生のうちの一人でした。
勉強を好きだと思ったことは一度もなく
やらなければいけないという危機感さえ特になく
部活動にばかり明け暮れる日々でした。
テストなんて勉強しなくても何とかなるだろう
復習なんてしなくてもいいだろう・・・と
小学生気分の延長でいたのも事実だと思います。
2年生の2学期まではそんな状態でした。
特に勉強を頑張るきっかけとなる出来事もなく
みるみるうちに成績は落ちていきました。
ところが
3年生目前という頃に
周りのみんなが少しずつ変わり始めたのです。
勉強しなきゃという危機感を持ち始めたのです。
どうせ親に言われてやってるだけだろう・・・
そう思おうとはするものの、内心、焦りを感じ始めました。
私がきちんと勉強を始めたのはその時期です。
周りに触発され
2年生の学年末テストに向けて
急にエンジンをかけ始めたのです。
ただ、何の下積みもない私にとっては、とても厳しいものでした。
特に英語は
急にテスト対策を自分でやろうと思っても
何からやっていいか分かりませんでした。
そこで、私は当時の担任の先生にアドバイスを頂くことにしました。
担任の先生は一言、こう言いました。
「1つでいいから得意分野を作れ」
それを聞いた私は
なんとなく肌のあう数学の“図形だけ”を熱心に勉強しました。
やり始めると
少しずつ分かるようになる喜びを感じられましたし
その分野だけをやっていたので
そこだけは負けられないと思うようにもなりました。
テスト結果は
他の教科は散々でしたが
数学だけはかなりの高得点を叩きだしました。
自分もやればできるんだと無性に嬉しくなるとともに
勉強って楽しいと初めて感じたことを覚えています。
正直自分は勉強が苦手だと思っている生徒さんに
お伝えしたいことがあります。
得意分野を作ってください。
一つの分野に「こだわって」ください。
そして、自信をつけてください。
そうすれば、勉強の面白さが少しだけ見えてくると思います。